「ぷりっぷりの女子中学生たちと絡んでいる」
「セクハラを肯定することは否定しつつも、≪セクハラもまた偉大な文化≫≪セクハラも好きな人だけで楽しむ嗜好≫という発言からは、Aさんがセクハラ問題を軽視していることが伝わってきます。実際に被害に遭ったことがある人にとっては、とても受け入れられないものでしょう」(同・前)
またAさんは、2019年3月にも、≪炎上を怖がって発言しないのではなく、謝ったらすぐに間違いを認め、新しく出発すればいい。セクハラを怖がるな。セクハラを学べ。≫と投稿していた。
「これも、セクハラ発言をして炎上しても謝って間違いを認めればいい……というふうに読めてしまいます。≪セクハラを怖がるな。セクハラを学べ。≫という発言には、やはり被害者の存在がまったく見えていないように感じますし、ハラスメントに対する意識の低さが、件の“職権乱用”ツイートにつながったのではと思えてなりません。
なお10年前に遡ると、Aさんはおそらく教育実習中に、≪普段から、ぴっちぴちの女子大生と関わっていたから俺、結構若いぜ、へへ、みたいな感覚でいたけど、やっぱり上には上がいて、今ではぷりっぷりの女子中学生たちと絡んでいるから、心(思考回路)も身体もぷりっぷりな厨二病使用になってるなうなう。≫といったウケ狙いでは済まされないような投稿も行っています。過去のSNS投稿が掘り起こされると、さらなる炎上を巻き起こしそうです」(同・前)
1人のスタッフにより、東京藝大全体のイメージまで下げてしまいかねない事態だが、昨年12月、現役学生と卒業生が、学内で性暴力やハラスメント被害に遭った人をサポートする団体「V.W.」を設立。学内にハラスメント問題に取り組む動きがあるのも事実だ。東京藝大がハラスメントのないクリーンな大学に生まれ変わることを祈りたい。