【(大島さんの言いたことは)わかるんですけど、僕は男か女かっていうのは、それって“年齢の話じゃね?”って思うわけですよ】と反したのは、同じく“パネリスト”として出演していた『NPO法人あなたのいばしょ』理事長の大空幸星(おおぞらこうき・24歳)氏。さらにーー、
【大島さん35歳ですよね。35歳の人に僕がおごるのなんておかしいじゃないですか、どう考えても(この時点で、納得いかない表情で首を傾げる大島)。だって35歳の人が“女の子なんで~”とか言われても。いや、オバサンがどれだけおごられたいのかっていう話で】
予想外の反撃だったのか、愕然とした表情で【年齢差別】と口ごもる大島。構うことなく、【いや、対等なんですよ。男性が女性に払うってこと自体が、そもそも女性を劣位に置いているという構造から生まれた部分もある】と、“男女平等”の観点からも論じて見せた大空氏。
炎上ネタに乗っかりたい面々
最後に司会の黒木千晶アナから意見を求められると、“当然払う気持ちで入る”と前置きしつつ、【出してくれる“男気”が見たいというか。昭和のザ・古き良き時代の男性が好きなので】と、あくまでも“個人の好みの話”と取り繕うかのような大島だった。
「そもそも、いまだ論争に乗っかっている面々ですよ」と少々意地悪な見方をするのは、情報番組で旬ネタ企画を担当する制作会社ディレクター。
「この“奢る、奢らない論争”はバブル終焉後、そして男女平等社会が確立されつつある昨今において賛否論争が起きやすい、言ってしまえば炎上させやすいネタ。
ユーチューバーやインフルエンサーはSNSでバズること、またネットニュースで取り上げられることを前提での参戦でしょうし、大島さんも深田さんの炎上騒動に便乗した“その類”に見えなくもない(苦笑)」
この日の放送の討論テーマは他に《トランプ米前大統領》《高市早苗経済安全保障大臣》《WBC侍ジャパン世界一》《JAXA》といったラインナップで、《デート代は男性がおごるべき?》は唐突な気もする。
「おそらくは他テーマでは討論に乗り切れない、大島さんのために用意された企画ということでは? 今の彼女にとって“推せる”ネタなのでしょう」(前出・ディレクター、以下同)