秋篠宮ご夫妻も眞子さんを把握できず
精神科医の大山芳子さんは、複雑性PTSDの患者に見られる特徴を解説する。
「過去のトラウマによるフラッシュバックや過覚醒、強い警戒心のほか、感情調整の困難さから自傷行為に至るケースも。自己に対する否定的な感情が強く、対人関係の維持や信頼関係の構築が難しくなります」
メンタルケアが進んでいるアメリカだが、懸念点もある。
「母国語以外の言語を用いての診察となると、ご自身の胸中を表現しづらいです。それに、医師は日本人の国民性や文化を必ずしも酌み取れるとは限りません。精神科医にとって、患者の背景を理解することが大切ですが、元皇族という特殊な背景を持つ眞子さんの場合、微妙なニュアンスを含めた意思疎通を図るのは相当ハードルが高いと推測されます」(大山さん)
症状改善のためには、家族や気の置けない友人のサポートによる、心理的・環境的な安心が求められる。
「秋篠宮ご夫妻は、“眞子さんの症状が芳しくない”とはご存じですが、具体的な状況をつかめていないようです。“娘の体調がよくなるまで、そばで見守ってあげたい”というのが本音では」(前出・宮内庁関係者、以下同)
しかし、当分の間は叶いそうにない。
「眞子さんは結婚騒動以来、国民を“敵”として捉えてしまっている節もあり、帰国は何としても避けたい意向だといいます。頼みの綱である圭さんは、解雇の危機にさらされながら、新米弁護士として奔走する日々。このままでは眞子さんのご体調が快方に向かうとは、到底思えません」
“逃げ恥婚”の代償は、あまりにも大きすぎた─。
清原 博 国際弁護士。アメリカの法律事務所で勤務後、帰国して『むさし国際法律事務所』を開業
大山芳子 精神科医。日々の診療に携わる一方、『美ボディコンテスト』で複数回優勝した経験を持つ