小学校時代の高橋が通っていたダンススクール『スタジオブラックン』の代表Eiko先生に、当時の印象を聞いた。
「顔立ちは、今のままを幼くした感じ。大きくなっても変わっていないですね。性格はおとなしかったと思います。
ダンスは、周りが上手な子ばかりの中、それに負けず劣らず、身体が小さくてもきちんと動けていました。とにかく熱心だったのは印象に残っています。最近では、彼のファンの方や、彼に憧れてスクールに入会したという生徒もいますよ」
未経験メンバーの努力
今後の活躍にも期待を寄せる。
「ダンスのスタイルは多種多様ですが、“見たことがある構成”では、いくら実力があってもつまらなくなってしまいます。なので、技術があるうえで、時代に合った構成や打ち出し方をする人が目立ってくるでしょう。彼には、アイドルでありながらも、顔や愛嬌だけでなく動きで勝負するという“ダンサーのマインド”があるので強いと思いますね」(Eiko先生)
ジャニーズ入所前、ダンスの経験がなかったのが、岸、神宮寺、永瀬の3人だ。デビュー前の彼らを知る関係者が当時を振り返る。
「岸さんは、とにかく努力家で、デビュー前はほかのJr.が帰った後に1人スタジオに残って練習することもありました。汗っかきなので、Tシャツは必ず2枚持ってきていましたね」(芸能プロ関係者、以下同)
神宮寺は、Jr.という不安定な立場の生活に葛藤していたこともあったという。
「突然、翌日に仕事が入ることもよくあります。そのため、ダンスのスキルアップをしたくても、個人的にレッスンを受けに行くのがスケジュール的に難しいことに悩んでいたそうです。永瀬さんは、ちょっとした時間を見つけては、練習していました。ダンスへの苦手意識があったようですが、周囲の足を引っ張りたくないと思っていたようです」