女性向け商材を男性広告塔が売るのは難しい“定説”も
第2弾のボディミストの売り上げも期待されるが、こうしたビジネスは継続が難しいという。
「売り上げを維持するにはファン以外にも広めていくことが重要。例えば、芸人のヒロシさんが立ち上げたキャンプギアブランド『NO.164』のソロ用鉄板は'20年に発売されましたが、コアなファン以外も購入しており、今も入手困難で高額転売されるほど人気です」(田中氏、以下同)
そうなるために必要なのは継続的な発信だという。
「ヒロシさんは動画内で度々商品を使用しており、製造過程のこだわりも伝わってきます。錦戸さんや赤西さんも実際に使用している様子や、思い入れの部分をマメに配信するべきでしょう」
錦戸と赤西の場合、その点は懸念される。SNSでは、一部のファンから《2人がどうやって香りをセレクトしたのか、香りに対する熱意と感想が知りたかった》というような声も。
ただ、田中氏は特筆する点もあるという。
「女性向け商材を男性が広告塔となって売るのは難しいというのが定説でした。ただ、最近では成功例も増えてきてはいます。赤西さんはシャンプーやアンチエイジングのサプリなど、美容や女性向けの案件が多く、利益につながっている。今の時流に乗っているといえるかもしれません」
2人がプロデュースした『ラヴィジュール』のブラジャーは配信後30分で5000着が即完売。2人の新ビジネスに今後も期待したい。