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5月6日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)に映画監督の紀里谷和明が出演。公開中の映画『世界の終わりから』を最後に映画監督から引退することを発表した。
「‘04年公開の初監督作品『CASSHERN』が公開された際に“映画なんて尺が長いだけ”と発言したことで、映画業界内外から批判を受けることに。映画自体も大コケしたこともあり、その後もバッシングされ続けてきました。番組内では引退する理由を“嫌われることに疲れた”と明かしていましたね」(テレビ誌編集者)
映画の本編の一部をYouTubeで公開も再生回数は伸び悩む
‘02年に宇多田ヒカルと結婚したことでも大きな注目を浴びた紀里谷監督だが、‘07年に離婚。その後はメディアで取り上げられる機会が減ることに。
「『マツコ会議』では“見てもらえれば面白いと思ってもらえる自信がある”ということで、映画の公式YouTubeで本編の50分以上を8本の動画に分けて無料公開に踏み切ったことも語っていました。しかし肝心の動画は1本目こそ10万回再生されているものの、4本目以降はどれも2万回以下の再生と苦戦しています」(ネットニュース編集者)
番組内で引退宣言をしたこともあり、ラスト作品となる『世界の終わりから』に興味を持った視聴者も多かったようだが、
《これは観なくちゃと調べたら、九州だけでなく日本全国的に上映終了してる》
と、すでに多くの劇場での上映が終わっていることを残念がる声も。
「4月7日公開で上映館数は全国55箇所という決して規模が大きいとは言えない作品ですからね。公開から1か月経ったあとにテレビで宣伝しても遅いですよ。引退をする紀里谷監督にとって興行収入はどうでもいいのでしょうが、オワコン感が拭えない結果になってしまいましたね」(映画ライター)
映画監督としてはバッシングされているうちが華だったかも?