項目別幸せに死ねる県ランキング
寿命が長い県(男性)
〈1位〉滋賀 82.73歳
〈2位〉長野 82.68歳
〈3位〉奈良 82.40歳
1位、2位の滋賀県と長野県は県を挙げての減塩運動が功を奏した結果。寒冷な地域が下位なのは塩分の高い食生活の影響か。下位3県とも酒どころなのも関係がありそう。
出典:厚生労働省「都道府県別生命表」(2020年)
寿命が長い県(女性)
〈1位〉岡山 88.29歳
〈2位〉滋賀 88.26歳
〈3位〉京都 88.25歳
女性では前回2位の岡山が、同1位だった長野を追い抜いた。岡山がトップになったのは1970年以来。医療体制の充実が関係していると同県は分析している。
出典:厚生労働省「都道府県別生命表」(2020年)
多量飲酒する人が少ない県
〈1位〉岐阜 10.5%
〈2位〉滋賀 10.8%
〈3位〉静岡 10.9%
東北の秋田、青森に加えて、四国の高知県がワースト3にランクイン。なお、このデータは20~69歳の男性で、日本酒換算で1日に平均2合以上飲む人の割合を示している。
出典:国民生活基礎調査(2016年)
タバコを吸う人が少ない県
〈1位〉奈良 15.3%
〈2位〉兵庫 15.7%
〈3位〉京都 15.8%
北海道、東北地方が喫煙率が高く、近畿、中部、中国地方が総じて低い。喫煙者は非喫煙者よりも3.5年平均余命が短いというデータがある。
出典:国民健康・栄養調査(令和元年)
失業率が低い県
〈1位〉福井 1.4%
〈2位〉佐賀 1.5%
〈3位〉島根 1.7%
1位の福井は古くから繊維産業が盛んなほか、鯖江市を中心に日本の眼鏡枠の生産量の90%を製造し、機械産業も盛ん。基盤産業が多く、雇用機会に恵まれている。
出典:総務省「労働力調査」2021年