さすがは世界一のチームを指導した白井氏だけに、その言葉には重みがある。一部の関係者の間では、そんな彼の就任に「納得」という声も。
背景に“大谷の影”
「ジャニーズも“柔軟”という言葉を使っているように、白井さんは頭が堅いタイプじゃない。バラエティー番組では、娘さんを大谷翔平選手の“結婚相手”に何度も推薦したりとユーモアたっぷりですし、コミュニケーション能力も非常に高い。侍ジャパンが世界一に輝いて注目を浴びる前から多くの企業の研修を担当していましたから、その腕を見込まれたということでしょう」(スポーツ誌ライター)
同氏の就任に納得の声が上がるのには、さらにこんな理由も……。
「性加害問題の影響で追い込まれた状態にあるジャニーズは、東山紀之さんがレギュラー出演する番組で示唆したように、“社名変更”が議題に上がるほど、イメージの刷新が最優先の急務になっている。
一方で白井さんといえば、娘さんを“猛プッシュ”するだけでなく、侍ジャパンで合流した際も本人に“失礼ボケ”でイジられるなど、今や押しも押されぬ国民的スターになった大谷選手との親密ぶりが知られています。社外取締役への抜擢には、その強烈にポジティブなイメージを利用して、創業者の“負の遺産”の印象から脱却したいという狙いもあるでしょう」(芸能プロ関係者)
SNSなどのネット上では早速、
《大谷に慕われてる人に来てもらって、少しでも事務所の株上げたいのか》
《ジャニーズに大谷を呼ぶつもりか》
と、やはり白井氏=大谷というイメージの声が上がっているが、事務所に対する反応はどこか冷ややかな様子。
講演会などで語る「侍ジャパンのチームビルディング」について、白井氏は自身のブログで《すべてのことに通じる最高のモデルケース》と綴っている。その経験とイメージで、ジャニーズの救世主になる!?