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ー 岡田園長の案でバズるポスターに

「どうも! (超)ひらパー兄さんです! 新しい映画が完成いたしました。大阪を代表して東京で仕事をしておりますが、そんな(超)ひらパー兄さんの自信作、本当に面白い映画ができたと思っています」

 公開中の主演映画『最後まで行く』のイベント『大阪まで行くイベントin道頓堀』で笑顔を浮かべ挨拶した岡田准一(42)。1912年開園の大阪府枚方市にある老舗遊園地『ひらかたパーク』(通称:ひらパー)。同じ枚方市出身であることから、園のイメージキャラクター“超ひらパー兄さん”に就任したのが'13年。翌年には、園長も兼任するように。

 イメージキャラとなって以降、毎年、話題になるのがCMとコラボポスター。「あのトップスターの岡田さんが!?」と驚きを隠せないインパクトのある面白CMや、主演映画のポスターをパロディー化した作品の数々。コラボポスターに関しては、岡田園長だから可能にできたと言いたくなる攻めたものばかり。

 “ひらパー”を盛り上げ続けている岡田園長のキャラクター就任10周年イヤーがスタートしたということで、これまでの傑作作品を厳選してご紹介します!

 話題となったCMの制作に参加したスタッフに話を聞くと、

「“ひらパー”は大阪では誰もが知る遊園地。インパクトのある広告でニュースをつくり、来園者に“また来たい”と思ってもらうために次々と新しいネタを考えています。いい作品を作るためのネタ出しには、継続力や瞬発力が必要で、頭を悩ませつつも楽しんでいます」

岡田園長の案でバズるポスターに

 作品作りに大切な“瞬発力”。岡田園長の力が作品作りに活かされている。

「撮影中、岡田園長から毎回飛び出すアドリブや表情は、こちらの予測をいつも超えてきます。(映画『燃えよ剣』のコラボポスター)『燃えよ剣先イカ』は、当初違うビジュアル案を予定していました。それを、撮影当日、岡田園長が“こっちのほうが面白いと思う”と、真剣白刃取りのポーズをその場で考えてくださって。このコラボポスターは、大変バズりました。

 ほかにも、撮影当日、カメラを回した瞬間に雹が降ってきたことがありました。その体験はのちに、雹が降ってくると思ったら、全身ヒョウ柄の服を着た園長が手を振ってくる企画に生かされました(笑)」(同・制作スタッフ)

 “今度はこう来たか”と、面白CMの新作を期待しているファンも多い。

「広告内のとても小さいコピーの言葉尻など、細かい部分まで追いかけてツッコミをしていただいております(笑)。みなさんとは安心して、大ボケから小ボケを広告に取り入れリリースすることができる関係が築けたかと思っております」(同・スタッフ)

 “どうする園長”をテーマにした今年の新CMでは、園長に。次の作品がどんなものになるのか楽しみです。