根拠のない民間療法にも手を出して…
吉川のインスタグラムやブログによると、お菓子やスイーツ、肉食、シャンプーなどの既製品、薬などを敵視し、子どもたちにも禁じている様子がうかがえる。
「それが原因で近所とトラブルになったことも明かしています。誕生日会などで100%オーガニックとされるお菓子であっても娘には絶対に食べさせなかったことでママ友から変わり者扱いを受けたとウェブメディアのインタビューで語っていて、そのころからファンたちから心配の声があがっていました。
決定的になったのは、'19年6月。熱が出た子どもの頭をキャベツで冷やす様子を投稿しました。“キャベツ湿布”といって頭にキャベツをのせる根拠のない民間療法であることから“子どもがかわいそうだよ”などと批判の声を浴びたんです」
実際にキャベツ湿布に効果はあるのだろうか。小児科専門医は、
「医学的根拠はない」
ときっぱりと否定。さらに、
「乳児へ行った場合、感染症のリスクもある」
と見解を示している。
ほかにも“洗わない育児”として娘と息子をその名のとおり洗わない、とブログで明かしている。
「石けんなどで洗わない育児自体はご自由にと思いますが、え?と思ったのは、ひなのさん本人はシャンプーを使うようにしたとのこと。夫が“シャンプーの匂いが好き”と言ったからと前作の著書で明かしていますが自分だけは洗うってどうなの?というツッコミが殺到しました」(美容皮膚科医)
'16年にイタリアでは子どもに無謀で危険な食生活を強いるヴィーガンの親たちを起訴できる法案が提出された。成長期の子どもにとってタンパク質の不足は、欠かせないエネルギーの欠落にもつながる。
独自の育児もいいが、時には人の声に耳を傾けるべきかもしれない。