知人が見ていた、次男・大地容疑者への激しい虐待
「(今回、監禁されていた)母親は長男と大地を虐待していたと思います。私も子どもだったので詳細は覚えていないんですが……。ある日、母親が4歳の大地のお腹の上で、ジャンプしようとしていた記憶はある。そのまま着地したら、大人の全体重が小さな子どものお腹の上に落ちるわけだから、とんでもないことになる。その恐ろしさがうっすら記憶にあって……。瞬時に大惨事を予期した僕の母親が、必死で飛びついて阻止した。止めなかったら、大地は絶対に死んでいた」
長男と大地はいつも身体中あざだらけだったと振り返る。特に次男の大地への暴行は激しく、腕や身体には小さな楕円形のあざだらけだったという。
「そのあざは母親が当時2歳くらいの双子の姉妹に命令して、大地の腕や身体を噛ませてできたものです。大地は、食事をまともに食べさせてもらえなかったのか、栄養失調でガリガリでした」
ともに虐待を受けていた長男は母親から逃げるように独り立ちした。一方、一部報道では、母親の監禁は次男の大地容疑者が主導的に行ったと報じられている。虐待の連鎖が生んだ悲劇なのか。そして、長男は今回の事件に何を思うのか……。