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ー 自分の車をバンブルビーに
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』8月4日(金)より全国公開 配給:東和ピクチャーズ(c)2023PARAMOUNTPICTURES.HASBRO,TRANSFORMERSAND ALLRELATEDCHARACTERSARETRADEMARKSOFHASBRO.(c)2023HASBRO

 ロボット生命体が大活躍する、ハリウッドの超人気アクションシリーズ『トランスフォーマー』。実写映画の新シリーズの始まりとなる『トランスフォーマー/ビースト覚醒』が8月4日に公開を迎える。主人公・ノア役には中島健人、ヒロイン・エレーナ役には仲里依紗が日本語吹き替え版の声優に抜擢されている。     

自分の車をバンブルビーに

ーー2人ともトランスフォーマーの大ファンだそうですが?

中島「僕はメガトロン(悪の組織デストロン軍のリーダー)をウチに飾っていて。作曲部屋の棚のいちばん上です。あと、今年2月くらいに小田井涼平さんから、めちゃくちゃでかいオプティマスプライム(正義の軍団オートボットのリーダー)をプレゼントしていただいて。うれしくて寒空に掲げながら帰りましたね。それをメガトロンの隣に飾って。すごくエネルギーが感じられるんですよ

私は自分の車をバンブルビー(黄色のシボレー・カマロに変形するロボット)にしている程度なんですけど……

中島「十分すごいですよね!」

「すごいのかな? バンブルビーが可愛くて仕方がなくて(笑)。私は実写映画『トランスフォーマー』('07年)から入ったんですけど、バンブルビーがポンコツ車から新型にガンッて変わるところが大好きで。バンブルビーに乗りたいから自動車教習所も頑張れたというか(笑)」

中島僕のトランスフォーマーとの出会いは、3歳。アニメの『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』('96年)です。オープニングから3DCGが展開されていて、子どもながらにけっこう衝撃だったんですよね。

 そこからアニメシリーズを見続けて、2000年代に入ってマイケル・ベイ監督とスティーブン・スピルバーグ氏の製作総指揮で実写化すると聞いたときは胸が熱くなりました」

ーーそんな大好きな作品で声優を務められたのは、超幸せな体験だったのでは?

中島「そりゃそうですよ! 今回、NYプレミアに仲さんと一緒に行かせていただいて。監督やプロデューサーなど、みなさんに直接お会いできたことは、本当にぜいたくな時間でした。タイムズスクエアに巨大なオプティマスプライマル(ビースト型トランスフォーマーのリーダー)と(オプティマス)プライムがいて。あれ、すごかったですよね?」

「うん、すごかった!」

中島ただ、そんなロボットたちよりも、誰より目立っていたのが里依紗さんの衣装でしたね(笑)。もし、ひとりだったらレッドカーペットを歩くのもひよったかもしれないけど、そんな里依紗さんと一緒だったから自信が湧いてきましたからね」

やっぱり“タイムズスクエアのド派手さに負けてはならぬ!”と思って。だから“ここにいるよ!”みたいな感じ? ちょっとドレスっぽいパンツスタイルで。私としてはトランスフォーマーを意識して、張り切って衣装を選んで、持っていきました!」

中島あの蛍光色を着こなせるのはリイサ・ナカしかいない。“俺、黒でよかった”って思いましたよ。色で勝負したって、絶対勝てないもん(笑)」

ーー最後に本作の魅力を!

中島「“シリーズ史上最高傑作”と銘打っているとおりです。僕がノア役をやることに対し、ファンのみなさんが“俺らのビーストウォーズを何だと思っているんだ”と思われたら陳謝します。でも、でも! 僕はファンの方々に負けない熱量でアフレコさせてもらったので。ファンの願望が叶う映画になっています。ビースト戦士たちに本当に注目してもらいたいです」

「トランスフォーマーって男性向きなイメージがあるかもしれませんが、めちゃくちゃ感動してもらえるはず。仲間や家族などの人間ドラマやワクワク感もたくさん詰まっているので、きっと好きになってもらえると思います!

中島の印象は?

キラキラした王子様のようなイメージを持っていたんですけど、『トランスフォーマー』に対する愛など、熱いものをたくさん持っている方。勉強熱心で、もう熱すぎるくらい(笑)。NYプレミアでは英語でのインタビューもカッコよくこなされていて、発音もきれい。プロフェッショナルで本当にすごいなと思います」

仲の印象は?

中島「最初は物静かな雰囲気でしたので、衣装やビジュアルに反してミステリアスな方なのかな? と思ったんですけど、NYでの時間をご一緒するなかで、お話しすれば楽しい方だし、プレミアイベントでの海外媒体からの注目の集め方を見て、素晴らしいエネルギーを持った方だなと思いました。あと、自分と表現のシンパシーが合う方だなと思いました!