井ノ原の、思いやりに溢れた“仲間目線”の言葉。しかし、ファンの注目を集めたのは心温まるエピソードだけではなかった。
「トニセンは今年1月から2月にかけて全国ツアーを開催し、6月にはアルバムも発売していますが、坂本さんによると、V6が解散した際に“トニセンの活動をどうしていくのか”という話し合いがまったく設けられていなかったそうです。番組では、“V6は解散するものの、トニセンは活動を継続するという方向性を、メンバー自身でさえニュースで見て知った”という衝撃のエピソードが明かされました。井ノ原さんも“事務所の文面で知って”“事務所は、どうせあの人たちやるでしょ、みたいな感じだったと思う”と内情をぶっちゃけました」(同・テレビ誌ライター)
SMAP、嵐、キンプリファンも反応
この告白に対し、ネット上では、
《トニセンはV6解散後も活動することについて、本人達は何にも話し合ってなかったのに、事務所が勝手に『あの人たちはどうせやるでしょ』ってリリースしてたっていうのなかなかの衝撃だったんだが》
《本人確認なく勝手に発表とか 事務所えぐいって》
《自分達の私欲の為に勝手に決め進めていく事務所って……》
と、ジャニーズ事務所の姿勢を批判する声が。また、SMAPの解散や嵐の活動休止、キンプリの分裂騒動を通して事務所に不信感を抱いていたジャニーズファンからも、
《SMAPの時から本人達の意思なんて尊重してもらえなかったなあ》
《事務所の方針でグループの存続や解散が決まることもあるってこと…? さすがにそれは怖くないか 嵐は嵐5人の意思で今後決められますように》
《トニセンのレベルで本人たち事後承諾なんだからキンプリちゃんが納得いく話し合いできてたとは思えないよね》
といった否定的な書き込みや心配のコメントも寄せられている。
「トニセンに関しては『金スマ』出演後の8月13日、東京・渋谷で11月から『喫茶二十世紀』をオープンさせると発表があり、その準備は“2021年夏”から進められていたということも伝えられましたから、《だったら事務所はトニセンの活動継続するやろってなるよ》と、現在では、当時の対応に納得するファンの声も散見されます。とはいえ、ほかのグループの解散や活動休止、分裂のこともありましたから、事務所とタレントの関係性を心配してしまうファンは未だに少なくないようです」(レコード会社関係者)
現在ジャニーズに所属するタレントと、そんな彼らを応援するファンが、どちらも安心できるような運営に期待したいものだ。