前出の女性住民は、嫁と姑のツーショットを目撃したことがある。
「庭でお嫁さんがお子さんに歩く練習をさせ、お姑さんがそばで見守っていたんです。お嫁さんとお姑さんの関係も悪くなさそうで、安心したんですが……」(同・女性)
引っ越してきたときからシャッターは下りていて…
別の近隣住民は容疑者一家の変わったライフスタイルが気になっていた。
「引っ越してきたときからずっと、あの家のほとんどの窓はシャッターが下りていたり、カーテンが閉じられたままでした。日光が差し込まないだろうから、昼間でも照明をつけないと室内は暗かったはずです。それと洗濯物を外に干すところも見たことがありません。家人は外に出ようとしないんです」(近隣住民)
容疑者が出勤する姿をだんだん見かけなくなった約4か月前のこと。
「自宅からギャーギャーわめく女性の声が外まで聞こえてきたんです。声の感じが若かったからお嫁さんだと思います。激しい口調で誰かに怒っている様子でした。平日の日中だったので、旦那さんは留守だろうし、お姑さんと口ゲンカしているのかなと思いました。もともとお嫁さんとお姑さんが一緒に出かけたりするのは見たことがありませんでしたから」
と近所の女性。
口論に男性の声が交じることはなかった。別の日にも同様の絶叫を聞いたという。約2か月前には、こんなことも。
「久しぶりに子どもを抱いたお嫁さんを外で見かけたので、お子さんのご機嫌をうかがおうと“あら〜”って顔をのぞき込もうとしたんです。ところが、お嫁さんはコミュニケーションを拒むように肩を入れてお子さんを隠してしまって。なんだか引っ越してきた当初とは別人みたいでした」(同・女性)