大手中学受験塾『四谷大塚』の元講師で東京・日野市の森崇翔容疑者(24)が、教え子の小学生の女子児童を盗撮したなどとして、警視庁に逮捕された。
森容疑者は5月上旬、勤務先の塾校舎で当時9歳の小学生女児に対し、わいせつな発言などを強要したうえ、盗撮。具体的な内容としては、「先生どんなお仕置きするって言ったっけ」「やる気がないならお仕置きします」などと言って怖がらせた後、下着が見えるよう床に体育座りをさせ、「7月までに頑張らなければお仕置きをされます」「裸でお尻ペンペンです」とわいせつな発言をさせた様子を胸ポケットにいれたスマホで撮影したとされている。
押収された森容疑者のスマートフォンなどからは、同じ校舎に通う複数の女子児童の下着などを盗撮した疑いのある動画や写真が。容疑者は警察の取り調べに対して「数十人が参加するSNSのグループチャットに動画などを投稿した」と供述しているという。
高校時代にも“わいせつ”疑惑
グループチャットで森容疑者は“キッド”と名乗り、女児について《マジで輪姦したいです》《押し倒してレイプしちゃうかもしれません》といった“危険思想”を曝け出していたようだ。
講師という立場を利用した卑劣な犯行。森容疑者は教え子である女児の個人情報まで投稿しており、被害女児の母親が「娘の住所や氏名、動画がネットに上がっている」と警察に相談したことで事件が発覚した。
『四谷大塚』は森容疑者を懲戒解雇処分とし、「教育に携わる者として、あるまじき許されざる行為」「当該社員を雇用してきた使用者としての責任を重く受け止め、心より深くお詫び申し上げます」とコメントしているが、ネット上では容疑者の“過去”に注目が集まっている。
「森容疑者は高校時代にも公園などで男児にわいせつな行為をしており、その様子を携帯で撮影した動画を当時見せられた……と同級生が告発して話題になっています。実際の映像などが出回っているわけではありませんが、事実なられっきとした犯罪行為。ネット上では“これも逮捕案件では”と騒がれています」(全国紙社会部記者)