東京・歌舞伎座『七月大歌舞伎』で、従兄弟である猿之助被告の代役を務めた香川。
「歌舞伎俳優としての評価はまだまだですが、テレビでの知名度は十分なので客は呼べます。香川さんも、歌舞伎俳優としてなら猿之助さんの代役を引き受けますが、ドラマや映画での俳優としての評価は、自分のほうが“格上”だという自信と自覚がある。なので“キントリ”の代役の話が来る前に断固拒否するために、自分の会社のホームページを使って、ああいったメッセージを出したんです」
今は歌舞伎で精いっぱい
香川の会社で取締役事業部長を務めている女性に話を聞いてみた。
「今は歌舞伎で精いっぱいなんだと思います。メッセージを会社のホームページに出したのは、ご自身が代表の会社ですから、自然なことです」
かつて“日本一土下座が似合う俳優”と言われた香川。メッセージは“俳優の代役はやらない”という宣言なのか。
「私も、また“土下座”は見たいです(笑)。そのうちやれるようになったら、俳優としての活動もするかもしれませんが、今は無理ですね」
メッセージでは《目の前にある成すべきこと、挑むべきことに向かって邁進する》とも綴っていた香川。俳優を続けたいという熱い思いもあるようだが……。