大沢は10月期に月9ドラマ初主演

 大沢は大学在学中にモデルとして活動を始め、俳優に転身。'95年ドラマ『星の金貨』のヒットで役者としての地位を確立し、その後も'04年映画『世界の中心で、愛をさけぶ』、'09年ドラマ『JIN―仁―』、'15年大河ドラマ『花燃ゆ』など数々の人気作に出演してきた。一見すると順調なキャリアだが、'16年から2年間俳優を休業し留学。その理由を自身は「仕事にドキドキしなくなっていたから」と語っている。

大沢たかおが酒井法子、竹野内豊と三角関係を演じたドラマ『星の金貨』
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【写真】20代美女と銀座デートを楽しむ大沢たかお

「彼は独自の美学を持っていて、それが謎めいた魅力になっている。また芸能人はそうしたものを仕事に反映させやすく、実際彼の場合うまく噛み合っている感じがします。声優として出演した映画『おおかみこどもの雨と雪』のおおかみおとこ役など、ミステリアスで人間ではない役まですんなりこなしてしまう。それは彼が考える“カッコよさ”を貫いてきたから」

 また大沢は、10月期ドラマ『ONE DAY』で月9ドラマ初主演。老舗レストランで働く頑固な孤高のシェフ役で、「こんなに挑戦したいと思える作品はないと思った」と心境を語っている。近頃は迷走ぶりも指摘される月9だが、はたして大沢の主演起用は吉と出るか。

「月9が新機軸を打ち出すという意味では彼の起用はよいのでは。ただ大沢さん自身は数字は気にせず、当たっても当たらなくても淡々とやっていくでしょう

 大沢と真逆のタイプが織田裕二。宝泉氏いわく、

「世間の評価を気にしない大沢さんに対して、織田さんは世間の思うカッコよさを貫きたい人。みんなにカッコいいと言われて、初めて納得できるタイプ