誕生日を迎えた紀子さまが3つの質問に回答
こうした中、誕生日を迎えた紀子さまは、テレビ局や新聞社が所属する『宮内記者会』から提出された3つの質問に文書でお答えになった。
皇室制度に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次氏は、年に1度の“肉声文書”の意義をこう説く。
「かつては皇室の方々の“生の声”を伺う機会は、ほぼありませんでした。しかし近年は、誕生日文書などを通して、さまざまな出来事に対するご感想が公表されます。ふだん知ることのできないお気持ちをお聞きできる貴重な場であり、皇室と国民の絆を深める重要な機会といえるでしょう」
今年の文書は“この1年の振り返り”という定番の内容に始まり、“佳子さまの独居騒動”についても言及された。
「ひとり暮らしに至るまでに、ご家族でどのような話し合いをし、いつ決定されたのか。佳子さまの独居が当初明らかにされなかった理由と、なぜ公表が遅れたのか。さらには、宮邸の改修費や説明の経緯に対し、国民からさまざまな声が噴出していることに対する受け止めなど、文字どおり“質問攻め”となりました」(前出・皇室担当記者、以下同)
佳子さまに関する質問は、これだけにとどまらなかった。