自宅は練馬区内の3階建て住宅。24年前に4300万円のローンを組んで新築した。複数の近隣住民によると、妻子がいる。
「1〜2年前に生まれたばかりの赤ん坊がいます。奥さんのお腹が大きいときから車で送り迎えするなど気を遣っていました。容疑者には離婚歴があって、同居していた実母も亡くなり、新しい家族を大切にしたい気持ちが強かったのではないでしょうか。学校の先生とは知っていましたが、愛想がなく、近所付き合いも人を選んでいるようでした。この地域の中学の校長になったら態度を変えたのかもしれませんが、私生活では先生らしさは感じられませんでした」(近所の住民)
近所の別の男性住民はこう話す。
女児にわいせつ行為のウラで妻を溺愛して…
「愛妻家で、家族でよく車で出かけていましたね。運転するのはいつも容疑者。車庫から車をグイッと路上に乗り出し、道を塞いだ状態で奥さんと赤ちゃんが車に乗り込むのを待つんです。奥さんは楽だろうけど、狭い道を5〜10分塞いでしまうから近所の住民には若干邪魔なんです」
三原台中学のホームページの校長挨拶(※現在は削除)で北村容疑者は、
《安全で落ち着いて学習できる環境づくりや、生徒一人一人がもっている才能や良さを引き出せる教育活動を展開することが大切であると考えています》
と綴っていた。
教育理念は立派だが、教え子の才能や良さを引き出すどころか食い物にしていたのだからひどい。同校の生徒への被害は確認されていないが、捜査当局は余罪を含めて犯行の経緯を詳しく調べる方針という。