※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて9月上旬、全国の45歳以上65歳以下の男女1000人を対象に2点を選択方式で実施
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【写真】1000人の昭和世代が選んだ忘れられないオカルトランキング

 9位は日本を代表するUMA(「謎の未確認動物」を意味する和製英語の略)「ツチノコ」。「いれば楽しい」(58歳・女性)などのコメントが集まったが、三上さんによると、ネッシー同様、ツチノコもすでに見つかっているという。この事実が大々的に報道されないのには理由がある。

映画化もされた恐怖の女の子

普通、新種の生き物を見つけたら大学の研究施設で調べますよね。でもUMAの場合、『責任が持てない』と言って断られてしまうんです。下手なことを言って業績に傷をつけたくないですからね。よくある話ですよ

 10位にランクインしたのは「トイレの花子さん」。女子トイレの左から3番目のトイレに現れるというのはあまりにも有名。

 この噂が原因で「一人でトイレに行けなかった」(45歳・女性)、「学校のトイレが怖くなった」(61歳・女性)など、トイレにトラウマを抱える人が続出した。トイレの花子さんに関しては、今後その存在が危ぶまれる可能性もあると三上さん。

都市伝説ができた当時は和式便所の時代ですが、近年、学校のトイレは洋式化しています。洋式トイレにも花子さんは出るのか?という疑問はありますよね。また、ジェンダーレスのトイレが生まれた現代において、“女子トイレ限定”というくくりがいつまで残るのかというのも気になるところです

 令和になり、オカルト&都市伝説もアップデートされるのかも……。

三上丈晴 『月刊ムー』編集長 オカルト雑誌『ムー』の5代目編集長。2021年6月24日より福島市の「国際未確認飛行物体研究所」所長に就任。著書に『オカルト編集王 月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術』(学研プラス)がある。