料理でも“野生の勘”を発揮!才能が止まらない
お笑い芸人にとって、今やネットはテレビに次いで第2の戦場。人気コンテンツの料理企画を、YouTubeにあげている芸人は多い。
「以前、不祥事での謝罪会見で天然っぷりを発揮し、『野生の勘で交際相手が未成年だと気づいた』という発言で報道陣すら笑わせた伝説を持つ狩野英孝さん(41)。ふだんもかなり天然で、そんな一面が周囲から愛されています。自身のYouTubeチャンネルではゲーム実況の才能を開花させ、登録者数は現在、179万人を超えています」(スポーツ紙記者、以下同)
そんな狩野の料理動画の特徴は、レシピをまったく見ないこと。使用する材料や工程などすべてを当てずっぽうで、肉じゃがやグラタン、ギョーザなど、お題の料理を作る。
「狩野さんは、昔から料理は嫌いでほとんどしたことがないとのこと。確かに手つきは拙いですが、完成した料理は、なぜかおいしくできているんです。これも“野生の勘”のなせるワザなのでしょうか」
痛風持ちで料理好き、中堅芸人の腕前は?
テレビやCMに引っ張りだこの“かまいたち”もYouTubeで積極的に動画をあげている。
「コンビ芸人の料理動画は、片方が料理上手、片方が初心者という組み合わせを活かして動画を投稿している場合が多い。かまいたちの濱家隆一さん(39)は育児中の奥様のためにお弁当を用意するなど、日常的に料理してます」
そんな濱家は、これまでに10回以上も痛風を発症しており、今年から薬を服用している。痛風持ちだと、塩分量に気を使ったり、使えない食材があったり。健康第一でおいしさは二の次になっているのでは?
「そのあたりはあまり気にせずに、意外と塩分多めのおいしそうなレシピを動画では紹介しています。例えば、レトルトカレーのアレンジ。お鍋にカレーを温めずに入れて、だし入りのインスタントみそ汁と合わせる、和風なスープカレーに近いレシピです」
相方の山内健司(42)も絶賛だったが、みそ汁もラーメンのスープほどではないが、痛風持ちなら飲みすぎ厳禁。塩分や尿酸値を上げる食材を避けて、おいしい料理作りにこれからも奮闘してほしい。
(文/大野瑞紀)