容疑者の妻は直撃に「ほかの事件とは違う」

「ご近所でカイロ施設に通う人は少なかったはず。“効き目がないのに料金が高い”とか“骨格矯正にいいという布団を買わされた”と聞きました。女性らしい身体つきをいじられるセクハラ発言を浴びせられ、不快に感じた女性客もいます」(地元の住民)

 学習塾も好調とは言い難い。娘が小学生のころにPTA会長を務めたことはあるが、

「ほかにも塾はあるし、“彼に誰が何を教わるのか”と当初から生徒集めを心配する声があった」(地元関係者)

 妻と成人した2人の娘がおり、実母とも同居する。家族には事件をどう説明しているのか。自宅前で容疑者の妻を直撃すると、

「旦那はいずれの容疑も一貫して否認しています。教師が生徒にわいせつ行為をしたほかの事件とは異なるから、ひとくくりにしないでほしい。トイレにカメラを設置したのは盗撮目的ではなく、高額請求された水道料金の原因を確認するためなんです」

 なぜ水道料金がかかりすぎるのを確認するのにカメラが必要なのか。

「そこはやりすぎたと思います。イタズラされ詰まっていないか、壊されていないか確認するためだったと弁護士を通じて聞いています。カイロ施設でもわいせつな行為などしていないと旦那を信じています」(同・妻)

 捜査の進展が待たれる。