紅白とジャニーズの蜜月ぶりが今年発覚する
1990年代から2008年まで、『紅白』に出場するジャニーズグループは1~3組だったが、2009~2011年は4組、それ以降は5~7組に。また、司会者に関しても、2006~2019年の14年間、毎年ジャニーズタレントが起用されてきた(2006~2009年は当時SMAPのメンバーだった中居正広、2010~2014年は嵐、2015年は当時V6のメンバーだった井ノ原快彦、2016年は嵐・相葉雅紀、2017年は嵐・二宮和也、2018~2019年は嵐・櫻井翔)。
さらに2014年にはデビュー20周年を迎えたV6が、2016年にはデビュー20年目に突入したKinKi Kidsが、それぞれ初めて『紅白』に出るなど、「アニバーサリーイヤーのグループが初出場する」という流れも生まれた。
加えて、ジャニー氏が亡くなった2019年の『紅白』では、翌年1月にデビューを控えたSnow ManとSixTONESを中心に、ジャニーズJr.がスペシャルパフォーマンスを披露するなど、「『紅白』におけるジャニーズの存在感は年を追うごとに増していった印象」(前・同)だという。
「そんな『紅白』だけに、もし今年ジャニーズからの出場がゼロとなると、視聴者も困惑してしまいそうですね。とはいえ、これを機に、NHKとジャニーズの蜜月ぶりをあらためて実感する人は多いのではないでしょうか」(前・同)
例年は10月以降、マスコミ各社から『紅白』出場者に関する報道が相次ぐが、今年はジャニーズ勢の出場可否に注目が集まりそうだ。