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NHKは9月27日に実施した定例会見で、ジャニーズ事務所に所属するタレントに対する「新規の出演依頼」を一時停止する旨を発表した。
創業者・ジャニー喜多川氏が生前に行っていた性加害が取り沙汰される中、事務所は9月7日の会見で問題を認めて謝罪した上、被害者への補償を進めるとしたが、NHKは「被害者への補償について再発防止への取り組みが着実に行われていることを確認されるまで」はジャニーズタレントを番組に新規出演させることを見送るという。
大みそか恒例の音楽特番『NHK紅白歌合戦』に関しても「同じ方針で対応する」としたことで、“今年の『紅白』はジャニーズゼロか”という報道も出ている。
“元ジャニーズ”の起用に注目が
「事務所側は10月2日にも会見を開くことになっていて、さまざまな報告とともに“社名変更”についても言及される見込み。そういった発表の内容によってはNHKもスタンスを変える可能性はありますが、いずれにしても、これまで『紅白』で設けられていたとささやかれる“ジャニーズ枠”は減るでしょう」(芸能ライター)
減るどころかゼロかもしれないとあって、ネット上には《ジャニーズがいないとつまらない》《ジャニーズ出ないなら見ない》という層がいるものの、逆に《ジャニーズ出ないなら見る》派もいて、視聴率への影響が気になるところだ。
また一部では、現役ジャニーズが出ない代わりに“元ジャニーズ”が起用されるかもしれない……と予想する声も。中でも特に注目されているのは、2017年9月に退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の『新しい地図』名義での『紅白』初出場の可否だ。