佳子さまのカジュアルファッション
佳子さまといえば、学生時代は今よりカジュアルなファッションだった。
2015年春に国際基督教大学(ICU)にご入学し、新入生対象の合宿行事に参加されたときのこと。
「佳子さまは、マッチョマンスタイルのブルーのタンクトップに、タイトなジーンズとスニーカーを合わせたラフな装いでいらっしゃいました。タンクトップの色に合わせたブルーのネイルが、おしゃれに敏感であることをうかがわせ、今どきの“大学生ルック”が大きな話題となりました」(前出・皇室担当記者)
サービスエリアでソフトクリームを購入したり、同級生男子と談笑したり、キャンパスライフを満喫されているご様子だったという。
また、2017年秋にイギリスに留学された際は、
「レザージャケットにスキニーデニムを合わせたファッションでした。こちらも、今までの皇室像とは一線を画すカジュアルなスタイルといえるのでは」(宮内庁OB)
対して愛子さまは、コロナ禍真っ只中の2020年4月にご入学されたため、私服姿を披露できる機会は少なかった。オンライン授業が続く中、初登校となったのは2020年10月。
「紺色のジャケットにグレーのチェックスカートを合わせた、清楚なコーディネートで登校されました。一見シンプルですが、ミディ丈のスカートがフェミニンさを印象付け、大人っぽくもあり、大学生らしくもありましたね」(前出・皇室のファッションに詳しいジャーナリスト、以下同)
大学4年生になられた2023年4月。コロナ禍も落ち着き、本格的な通学を再開された愛子さまは入学時よりも華やかなスタイルに。
「白い花柄のブラウスにベージュのパンツを合わせたスタイルは、フェミニン、カジュアル、大人っぽさを兼ね合わせる、非常にバランスの取れたコーディネート。柔らかな雰囲気の愛子さまにぴったりな装いでしたね」
さらにこの夏は、ご通学ファッションとは一味違う“リゾートファッション”も披露された。
「8月21日、那須でのご静養のためJR那須塩原駅に到着された愛子さまが着用されていたワンピースに注目が集まりましたね。グリーンの生地にちりばめられた白い花柄は、中世イギリスのデザインからインスパイアされたものなんだとか。『kay me』というブランドのワンピースで、価格は6万8200円と高価ながらも、“愛子さまご着用”ということで飛ぶように売れたそうです」(女性ファッション誌ライター)
その1週間後には『那須どうぶつ王国』を訪問された愛子さま。
「この日は半そでの黒いブラウスにデニムを合わせ、1日中どうぶつ王国を満喫できるようなカジュアルファッションでした。佳子さまがよくお召しになっていたスキニータイプとは異なり、ゆったりとしたストレートデニムを着用されていたのが印象的ですね。
ご静養から帰京された日にはプチプラファッションブランド『GU』のワンピースをお召しになっていましたから、価格やブランドにこだわるというよりも、ご自身の好きなお洋服を選ばれているのだと思います」(前出・皇室担当記者)
20代の若きプリンセスたちは、これからもさまざまなファッションを楽しまれることだろう。