SMAP再結成もあり得る

ジャニーズ事務所は社名変更をして将来的に廃業。新たに設立する会社は、タレントやグループとエージェント契約を結ぶことになりました。これまでは、ジャニーズを辞めたタレントは、事務所からの圧力やメディアの忖度で思うような芸能活動をすることは難しかった。ただ、ジャニーズ事務所の解体により、そういった圧力や忖度はなくなるでしょう。木村拓哉さんも新会社とはエージェント契約ですから、5人が全員、希望をすればSMAP再結成も不可能ではない。そういった長年の夢が実現する可能性をファンや一部関係者が口にして期待しているんです」(音楽ライター、以下同)

 そうなれば、過去ではない今の5人の『世界に一つだけの花』も再び聞くことができる。そこに深く関係してくるのが、同曲の作詞作曲を手掛けた槇原だ。

「『世界に一つだけの花』は学校の教科書にも載った国民的楽曲です。もしSMAPの再結成がされるのであれば、新譜の制作に白羽の矢が立つのに槇原さんは外せないでしょう。槇原さんも『世界に一つだけの花』は“5人それぞれに違う個性を持ったSMAPが歌ったからこそ、あの歌の価値になったと思うし、SMAPがいなかったらあんなに売れていなかった”と明かしています。復帰後のコンサートでも歌っていますし、自身の曲を国民的楽曲に押し上げてくれたSMAPに強い思い入れがあるはず」

 2021年に開催された東京五輪でも、5人が揃って『世界に一つだけの花』を歌う可能性が囁かれた。しかし、槇原の逮捕によって、その構想は潰えたともいわれている。
刑事事件の判決から2年以上がたち、公での活動を再開した槇原だが、その“禊”は済んだわけではない。

「槇原さんもラジオで“今後は2度とみなさんの期待を裏切らない”とも語っており、これからその言葉を体現していく必要がある。国民的アイドルグループであったSMAPの再始動に“助力”することが、過去に2度も薬物事件で逮捕され、多くのファンを裏切った槇原さんの本当の意味での“禊”となりえるのではないでしょうか」

 時代が大きく動く今こそ、槇原にはもう一度“世界に一つだけの花”を咲かせてもらいたい。