10月26日は10(デ)、2(ニ)、6(ム)の日! 1850年ごろ、一家で衣類商を営んでいたリーバイ・ストラウスが“作業用”としてデニムパンツを作ったことで広まったデニム生地。そこから170年たった現代にも、デニムをこよなく愛する一家がいる。
海外セレブコーデを意識
SNSで思い思いのデニム姿を披露するキムタクファミリーについて、ファッションジャーナリストの高はし賀子さんに話を聞いた。
「木村家はデニムをサステナブルなアイテムとして取り入れていますね。デニムは、モノによっては100年着られるほど長持ちしますし、ジェンダーレスなアイテム。工藤さんが色違いで持っているパンツも、リーバイスのヴィンテージにクロムハーツというブランドが再加工を加えたもので、かなりの人気商品です」
さまざまな有名ブランドを組み合わせたコーディネートを披露するしーちゃん。一方で、木村はお気に入りのジャケット1枚をヘビーユース。
「木村さんはこれまで出演してきたドラマの中でもデニムをたくさん着用してきました。そのキャラクターも相まって、デニム好きのイメージ。お気に入りのSubCu
ltureのジャケットは高級ブランドではなく、リーバイスのオマージュというのが特徴。1つのアイテムを着まわすことでコーディネート力の高さもアピールしています」
デニム好きの血を両親から受け継いで、娘たちもそれぞれの着こなしを楽しんでいる。
「Cocomiさんのデニムスタイルはボーイッシュさはありつつも、おしとやか。Koki,さんは、静香さんのDNAを受け継いでいることが華やかなコーデからわかります。“親の七光りでは終わらせない!”という気持ちもうかがえ、ご自身の素材をアピールするためか、お姉さんよりシンプルなコーデが多いです。
木村さんに似た顔立ちなので“モテ”や“かわいい”というよりヘルシーな雰囲気のある海外セレブコーデを意識されているようです」
世界に一つだけのデニムスタイルで、魅力を存分にアピールしていってほしい!