ご公務に励まれる背景とは?
地方を含めた4日連続の公務は非常に珍しい。皇室に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉准教授はこう見る。
「4日間連続だったのは、たまたまスケジュールが重なったのだろうと思います。今回の鹿児島を含め、最近の佳子さまは地方にもよく行かれますし、一生懸命、公務に取り組まれている印象です」
“佳子さまは普段、何をされていらっしゃるのか?”と記者から質問が出たほど、公務が控えめだったのは約4年前。
「姉の小室眞子さんのご結婚の際、国民から厳しい声がたくさん出たことが大きかったのだと思います。18日のテニスのご観戦は、お姉さまから引き継いだ『日本テニス協会』の名誉総裁としての公務でした。
お姉さまから引き継がれたものへの責任感は、より強いのかもしれません。何より、きちんと皇族としての役目を果たす姿を印象づけてから皇室を出る……そんなふうにお考えなのかもしれません。個人的には、ご結婚を視野に入れられた、公務のラストスパートでいらっしゃるのかなとも推測します」(河西准教授)