《当初予定していた内容と異なる公演となりましたため、ご希望のお客さまにおかれましては、チケット払い戻しの対応をさせていただきます》
《この度は、みなさまにご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます》
10月21日、茨城県の水戸市民会館 グロービスホールでライブを開催した山崎まさよし。10月9日から始まったツアー『YAMAZAKI MASAYOSHI “ONE KNIGHT STAND TOUR 2023”』の2公演目として行われたが、その内容がネット上で拡散された結果、同23日公式ホームページにて謝罪と払い戻しをすることを発表した。
「17時から始まった2時間30分程度のライブで歌ったのは8曲ほどでした。冒頭から“今日はMCから始めたい”“お客さんと話がしたい”と宣言すると、その後も1曲歌うごとにトークを挟むという形でした。ライブ後半になると、あまりに歌わない山崎さんに対して“歌わないなら帰る”と言いだす人も出てきて、山崎さんが止める場面も。その後もトークメインは変わらず、“遠くから楽しみにきたのに”と泣き出してしまうお客さんや途中で席を立つ人もいました」(ライブを鑑賞した男性)
1曲歌うたびに体感15分くらいのMC…歌わない山崎まさよし
SNSでも批判の投稿が複数見られ、
《舞台袖に引っ込んだあといちいち出てくるまで長かった》
《1曲歌うたびに体感15分くらいのMCを挟んでた》
《着地点もなく、思いついたことをそのまま言っている感じのトークですぐ別の話題になってた》
と歌以外の時間が長く、トークも脈絡がなかったと指摘されていた。
他の投稿によると、“有観客で声も出せるからファンとの会話を楽しみたい”と開始直後に説明があり、ライブの多くを占めることになったトークでは、ほかのアーティストの容姿をいじったり、“歌うのは疲れる”“歌聞きに来た人はCD買って”という内容だったようだ。
山崎の言動やそれに対する観客の反応によって異様な雰囲気のライブとなり、
《かなり残念でした。貴重な経験出来たと思いますが》
《生歌を聞きに行ったのに》
《歌はめちゃくちゃ良かったけど、それを差引きしてもプラスではなかったかな…》
といった感想が目立つことに。
別のライブではどうだったのか。10月9日に神奈川県座間市で行われた、このツアーの1公演目はというと……。
《聴けてうれしい曲たくさん。ドカドカ笑いも起こしつつ、のびのびと今現在の山さんならではのステージだったのではと。いい時間ありがとうございました。》
《座間も客とのトーク多めだった。それでも16曲+アンコールはあった》
今回同様、トーク中心ではあったが、歌った曲数は倍ほどで、絶賛の声もあった。“好き嫌いは否めない”が、公式ホームページで謝罪する事態となった山崎。3公演目となる11月2日、名古屋でのトークが注目されそうだ。