目次
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ー ハリウッド進出の現実味帯びる岡田
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ー ドラマでも“ジャニーズ離れ”が起きている
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ー ジャニーズを“背負わされた”木村

「僕は明日からも嵐です。これはこの先ずっと嵐がある以上、嵐ですので、嵐が再開する、活動する時は一緒にやっていく」

 10月24日付で旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』以下“スマイル社”)から独立したことを会員サイトで報告した二宮和也。今後は“個人”で活動していくとのことだが、『嵐』を脱退するわけではなく、グループ活動の再開時には参加することも併せて発表した。

 1996年の入所から27年間を過ごした事務所を離れる理由として、同じく11月30日をもって独立する元V6・岡田准一に倣って、ジャニー喜多川氏による性加害問題が起因とした二宮。そして東山紀之新社長や井ノ原快彦副社長が、矢面に立った会見後に「怖くなった」との心情も吐露してみせた。

 元フリーアナウンサーの妻と、そして2人の娘を守っていく大黒柱として、“スマイル社に残る”将来を悲観したとしても致し方ないところ。また、岡田と並んで高く評価された“ジャニーズ俳優”だけに、独立後も芸能活動に影響なしと踏んだのだろう。

 スマイル社としてはただ2人、映画関係者の投票によって選出される『日本アカデミー賞』で最優秀主演男優賞を獲得するなど、日本を代表する俳優として認められている二宮と岡田。「この“箔”は思いのほか大きい」とは映画配給会社・営業担当者の見解。

ハリウッド進出の現実味帯びる岡田

「ハリウッドでも活躍する渡辺謙さんに真田広之さん、そして主演映画『おくりびと』が本場の米アカデミー賞で評価された本木雅弘さん然り、やはり主演男優賞の受賞経験は国内だけでなく海外進出の際にもアピールポイントになります。

 それに『Netflix』などのドラマ、映画コンテンツの配信サービス全盛の今、日本市場を拡大する意味でも各作品で日本人俳優をキャスティングしていると聞きます。特に岡田さんはアクションにも定評があるだけに、ハリウッド進出にも現実味が帯びますね」

 そんな二宮と岡田だが、もとは嵐では相葉雅紀と松本潤、V6では森田剛と三宅健の“剛健コンビ”らの影に隠れた、グループ内ではいわゆる“じゃない方”扱いだった。それだけに“生き残るため”、懸命に演技を磨いてきた経緯がある。