布袋寅泰のダサい言い訳に高岡の夫・保坂尚輝は─
マスコミや世間を相手に大立ち回りをしたのは、今年上半期の芸能ニュースを最も騒がせた広末涼子、ではなく不倫された側の元夫、キャンドル・ジュン氏だった。
「過去にも何度か不倫をしている。心が不安定になると濃いメイクをして誰かに電話する」 キャンドル・ジュン・'23年
“サレ夫の被害者”という立場から、記者会見では不倫をした妻を下げるような発言を。そこに感じられるモラハラみが指摘され、さらには自身の不倫疑惑や暴行疑惑まで報じられたことでブーメラン状態に。ついには「広末もあの夫じゃ浮気したくなるわ」という広末の擁護派も増えた始末。前出の宝泉さんは、
「周囲の登場人物がしゃべりすぎると当の不倫した本人が比較的、批判を浴びないで済むという現象があります。思い出されるのが、高岡早紀ですね」
と、'04年の高岡早紀とギタリストの布袋寅泰とのW不倫騒動を挙げる。
「火遊びが過ぎちゃいました」 布袋寅泰・'04年
「“火遊びが過ぎちゃいました”とダサい言い訳をした布袋に対して当時の夫の保阪尚希が会見を開き“人の妻を寝取っておいて許せない”と猛烈に批判しました。当時布袋はビビって逃げ回っていたようで最後まで本当にダサいのですが、一方で当事者の高岡は強烈な夫の陰に隠れて叩かれなかった」(前出・スポーツ紙記者)
魔性の女・高岡にとっては男たちが周囲で騒ぐのもどこ吹く風だったようだ。
「私の心の内を話し、それを妻がテレビで見て(知る)ということは必ず傷つけてしまう。お答えできません」 東出昌大・'20年
「スキだらけなんでしょうね」 渡辺謙・'17年
新型コロナウイルスが蔓延する直前、連日のようにバッシングされたのが女優の杏と当時、婚姻関係にあった東出昌大。共演者で当時21歳だった唐田えりかと不倫をしたあげくに、報道陣から杏と唐田のどっちが好きか、と問われた東出は「(妻を)傷つけてしまう」と言葉を濁した。
「これは嘘でも杏さんと答えるべきでした。唐田さんには裏でフォローすればいい話であって、東出さんのまっすぐな性格が出ちゃったような気がしますね。かえって杏さんを傷つけるということに気づいていない。
義理の父親である渡辺謙さんは南果歩さんとの婚姻中に不倫会見をして、“スキだらけなんでしょうね”と苦笑し、自分を下げることで一段落つけさせました。ただ、痩せたのでは?というリポーターからの指摘には“顔が締まったと言っていただけると。身体づくりをいいペースでできたので”とカッコつけたのが、いかにもハリウッドスターとしてのプライドといったところ(笑)」(宝泉さん)
一時は義理の親子関係にあった2人。どちらにも振り回された杏に、同情が集まる結果に。