ペルー訪問で佳子さまに厳しい目
さらに今回のペルー訪問にも厳しい目が向けられた。
「日本からペルーへの直行便はないため、アメリカのヒューストンを経由されます。その際、トランジットの時間を利用してニューヨークに住む眞子さんと再会される可能性がささやかれているのです。これに対し、国民からは“公私混同ではないか”との声があがっています。さらに、今回の海外訪問と予定が重なるため、11月2日に行われる園遊会を欠席されます。園遊会は、天皇皇后両陛下が主催し、皇族方とともに各界の功労者を慰労する行事ですから、欠席には疑問の声も出ています」
それでもペルー訪問とボルアルテ氏との面会は、佳子さまに大きな意義をもたらすと村上氏は話す。
「佳子さまとボルアルテ氏は“逆境の中に立たされている”という点が共通しています。大統領といえば、名誉ある職というイメージがありますが、課題が山積のペルーにおいて、その職務は“貧乏くじ”といっても過言ではありません。そんな中、大統領として奮闘するボルアルテ氏の姿に佳子さまは勇気づけられるのではないでしょうか」(前出・村上氏、以下同)
ボルアルテ氏との面会のメリットはそれだけではない。
10月22日、『国際ガールズ・デー』にちなんで開催されたガールスカウトの行事に出席された佳子さまは次のようなおことばを述べられた。
「今後、ジェンダー平等が達成されて、誰もが安心して暮らせる社会になることを、誰もがより幅広い選択肢を持てる社会になることを、そしてこれらが当たり前の社会になることを心から願っております」
ジェンダーに高い関心をお持ちの佳子さまにとって、ペルー訪問は大きな学びを得る場になると村上氏は言い、
「ペルーは日本以上に女性の社会進出が盛んな国です。ペルー訪問を機に日本におけるジェンダーの平等について、より深くお考えになるのではないかと思います。ボルアルテ氏の話を聞くことで、視野を広げられるきっかけになるのでは」
佳子さまにとってボルアルテ氏は勇気と学びをもたらす“救世主”となるだろう。