各地のヘンな条例あれこれ
栃木県日光市「サル餌付け禁止条例」
うっかり野生の猿に餌付けすると、氏名を公開されてしまうという怖い罰則が!
大阪府泉佐野市「ワタリガニの普及の促進に関する条例」
写真を撮影する際にワタリガニを表すポーズをしなきゃならない!?
埼玉県川口市「大きな声で川口が大好きだと叫んでみませんか川口プライド条例」
川口の中心で愛を叫ぶ勇気がありますか(アブナイ人では……)?
青森県鶴田町「朝ごはん条例」
白米にみそ汁は朝の基本!? とはいえ朝にトースト派は肩身が狭くなりそうな条例
東京都「しゃれた街並みづくり推進条例」
石原慎太郎元知事のブンガク的こだわりが詰まった、小粋なネーミング。普通に『景観条例』じゃダメですか?
福島県・新潟県の計6市町村「只見線に手を振ろう条例」
乗客へのおもてなしとはいえ、毎回手を振るのは沿線住民はちょっとツラいかもしれません
神奈川県大和市「おもいやりマスク着用条例」
全国初の「おもいやり」。他にも歩きスマホ禁止やひきこもり支援など、大和市は“旬”な条例が多い
宮崎県高千穂市「家族読書条例」
読書を推進する条例は各地にあるが、「読書家族」を目指す意識高い系条例
参考文献 『47都道府県これマジ!?条例集』長嶺超輝著(幻冬舎新書)
お話を伺ったのは……長嶺超輝さん●1975年、長崎県生まれ。フリーライター。九州大学法学部に在学中、居酒屋でゼミの教授におだてられて弁護士を志すも、司法試験で7回の不合格を重ね、三十路直前でようやく懲りる。デビュー著書『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書)がベストセラーに。11月末には『地域の特色がよくわかる! 47都道府県おもしろ条例図鑑』(旬報社)を刊行。
取材・文/ガンガーラ田津美