“お下がり”着用で姉妹の仲を強調
さらに、秋篠宮さまの“顔を立てる”ご配慮もみられた。
「7日の夜には、現地で人気のミュージシャン、ルーチョ・ケケサーナさんの音楽公演を鑑賞されました。この方の音楽を愛してやまないのが、何を隠そう秋篠宮さまなのです」(宮内庁関係者、以下同)
'14年のペルーご訪問時に、ケケサーナ氏の演奏をお聴きになったのを機に、お住まいや車でCDを流し、ケケサーナ氏から贈られた楽器『チャランゴ』を練習されているという秋篠宮さま。来日公演に眞子さんと佳子さまを連れて行かれたこともあった。
「ペルーでケケサーナさんと再会した佳子さまは、秋篠宮さまのチャランゴの写真をお見せになったとか。秋篠宮さまが楽器を大切にされていると知ったケケサーナさんは、感謝を示していたそうです」
佳子さまのお心遣いが、日本とペルーの友好関係をより強めたともいえるだろう。
「深めた絆はそれだけではありません。佳子さまは、ペルーご訪問中、たびたび眞子さんの“お下がり”を着用されていました。姉妹の結びつきを強調されたのだと思います」(宮内庁OB)
羽田空港を発たれる際は、眞子さんが'19年にペルーへ向けて出国したときと同じものと思われる真珠のブローチをご着用。ペルー南部にあるクスコでお召しになったターコイズブルーのワンピースは、眞子さんが'17年にブータン王国を訪れた際に着用していたものと同じだった。
「ワンピースは、佳子さまの身体にフィットしていたので、サイズやスカート丈を調整されたのだと思います。そこまでして着用される背景に、今あるものを大事に使うという、皇室の考え方があります。また、眞子さんへの思慕や、皇族時代に立派に公務を務めたことへのリスペクトも感じられます」(皇室のファッションに詳しい歴史文化学研究者の青木淳子さん、以下同)