松本が感じていた「プレッシャー」

 また、松本は10月22日に『文春オンライン』で、Snow Man・宮舘涼太について「まだ大河に出る器じゃない」と判断し、『どうする家康』への出演を拒否していた……などと報じられていた。

 この件は、宮舘自身が10月27日に公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログ『すの日常』内で《最近皆さんにご心配をおかけしている件について》《事実ではありません》と暗に否定していたが、このことを知らないとみられるネットユーザーは《「大河の器じゃない」とか「いつか大河やる」とかウゼーな》と、松本に対するネガティブな印象を抱き続けているようだ。

 一方、松本自身も今年の大河主演には一層のプレッシャーを感じていたようだ。所属するSMILE-UP.社(旧ジャニーズ事務所)は創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題が取り沙汰され、『あさイチ』ではMCの鈴木奈穂子アナウンサーが「所属事務所をめぐる問題もいろいろあった」と、サラリと触れる場面も。松本は「作品がオンエアできないんじゃないか」などと考えることもあったと吐露しつつ、「責任を最後まで全うしたい」という思いでやってきたと回答していた。

「『どうする家康』の視聴率不振も、SMILE-UP.社の問題が影響した部分はあるかもしれません。当初は松本さんの演技力を疑問視する声もありましたが、最近は年齢を重ねた家康を演じるにあたって“老け顔メイク”をしており、これが《シワもシミも白髪も、もたっとした瞼も髭もめっちゃ似合うからすごい。それをなじませる演技もすごい》《もう完全に家康》など、わりと好評です。“美形のアイドル”でやってきたのに、老け顔が似合うというのは意外ですけど、大河主演としては適任。最終回まで残り1か月ほどのラストスパートで、少しでも視聴者を引き込めるといいのですが」(テレビ誌ライター)

 そして山田がいつか大河の主演を務めるころ、松本の実年齢も上がっていれば、今よりもっと評価されるかもしれない――。