来年も変わらず『24時間テレビ』は放送

「それでも来年も変わらず『24時間テレビ』は放送すると思いますよ」

 というのは、ある芸能プロダクション幹部。

「あの番組はチャリティーを謳っていますが、タレントなど出演者のギャラは普通に出ています。今回の件が発覚しても、地方局長をクビにして責任は取ったから、来年もシレッとやるのではないでしょうか」(芸能プロ幹部)

 2024年の『24時間テレビ』の放送予定について、日本テレビに問い合わせたところ、

「来年の『24時間テレビ』の編成につきましては、現時点でお答えできることはございません」とのことだった。

 さらに11月28日には『読売テレビ放送』でも、制作局所属で管理職局員の不正が発表されている。

「管理職局員は、関西ローカルで放送中の『カミオト夜』を担当していました。社外関係者との飲食費用などを番組制作会社に“追加演出費”の名目で上乗せして請求させて、領収書の合計額と同額を現金で受け取っていたことが判明。不正を行なっていた期間は、2020年4月から2023年6月の3年3か月で、総額は約877万円にのぼるそうです」(前出・全国紙社会部記者)

 これを受けて番組『カミオト夜』は年内で放送終了。テレビ局関係者によると、該当局員は以前も有名番組を担当していたそう。

「読売テレビが制作して、日本テレビ系列で毎年11月に生放送している『ベストヒット歌謡祭』を手がけていたスタッフですね」

 図らずも、日本テレビ系列局の不正が同時期に発覚。これが氷山の一角でなければいいのだが…。