「女子中学生4人がコンビニに自転車を止めた隙に前カゴからバッグやタオル、水筒などを盗んで逮捕された。別の女子中学生の背中に直径約5センチの石を投げて当てた余罪も発覚し、“驚く反応が見たかった”と供述した。6年前には自宅で酒を飲んで暴れ、駆けつけた警察官に公務執行妨害。3年前には女子高生に後ろからまた投石。今年5月、客として通う飲食店をめぐって店主ら男女3人の名誉を毀損するネット投稿をし、計7回は逮捕されている」(全国紙社会部記者)
繰り返される事件に「もう檀家から抜けようかな」と悩む人もいるという。
容疑者の両親を直撃すると…
自宅のある寺を訪ねると、母親は言う。
「被害者と親御さんにはおつらい思いをさせ申し訳なく思っています。息子は寺とは関係がなくなっており、メンタルクリニックに通う無職です」
無職がどのように生計を立て、寺で過ごしてきたのか。
父親はこう話す。
「親ですから衣食住の面倒は見ました。墓掃除をしたり、寺の庭を掃く程度はしていましたが、謹慎10年の最中なので僧侶の仕事はしていません。罪を償ったら精神的な病いを治してほしい。もし社会に戻ってきたときに私たちが生きていればサポートするつもりです。残りの人生をかけて彼を反省させたい」
僧侶による煩悩まみれの犯行だった。