結婚のタイミングを慎重になる理由
「現在、愛子さまと悠仁さまは学業優先ということもあり、単独での公務デビューはまだ果たされておらず、いつ単独公務を担うようになられるのかの見通しも立っていません。
また、皇室を離脱した眞子さんの公務の多くは佳子さまが引き継いでおられます。公務の担い手不足の状況を慮って、結婚のタイミングを慎重に考えておられるのでは」(河西准教授、以下同)
さらに、公務の引き継ぎも簡単ではないようで、
「現在の皇室に、佳子さまほど手話を流暢に使える方は少ないんです。ですから、手話関連の公務は紀子さま、もしくは佳子さまにしかできないといっても過言ではないでしょう。そうした公務を今後、誰が担うのかという点も、課題となるのでは」
遠くない将来に待ち受ける結婚に際して、佳子さまはある人を頼るのではないかと、ささやかれている。
「眞子さんは結婚内定後に、当時、赤坂御用地内の秋篠宮邸とお住まいが近かったこともあり、雅子さまから結婚生活の心得について助言を受けていたそうなんです。
雅子さまは皇居に引っ越されたので、距離は遠くなりましたが、コロナ禍が落ち着いたことも後押しして、ここ最近はおふたりが会う機会は増えている印象です。佳子さまがペルー訪問前に御所へ赴いてご一家に挨拶されたり、同じ公務や行事に出席されていますから、佳子さまも“指南”を受けられている可能性は十分あるでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト、以下同)
天皇ご一家と秋篠宮家の絆は強く、
「佳子さまと天皇ご一家はとても仲がよろしいんです。今年9月に佳子さまは、ご一家を都内の日本橋三越で、総裁を務める日本工芸会の展示をご案内されました。その際、陛下が“佳子ちゃん”と呼ばれるなど、親しげな雰囲気が話題になりました」
雅子さまから助言を受けられるであろう理由はほかにも。
「佳子さまはご両親のことを尊敬なさっていると思います。ですが、一般の家庭でもよくあるように、ご両親への反発心は少なからずおありでしょう。そんな中で、家族以外のいちばん信頼できる人物にアドバイスを仰がれるのは必然といえます。雅子さまとは、同じ皇族として分かり合える部分が多々あるでしょうし、長いお付き合いですから信頼関係を築かれていると思います。雅子さまのアドバイスであれば、素直に受け入れられるのではないでしょうか」(河西准教授)
雅子さまから伝授された“結婚生活の心得”で、佳子さまの皇室離脱プランは着々と進んでいるのかもしれない。