「タバコや酒を毛嫌いする非愛好者も多く、さらに“健康推進”を建前にすることで増税しやすい、取りやすい、反対されにくい分野。それでいて禁酒する、禁煙する人が一気に増えないように少しずつ増税してきました(苦笑)。
2000年と比較すると、今では20本入りの紙巻きたばこの値段はおよそ2倍になり、その約6割が税金です。そして紙巻き愛用者が減少したことで、“じゃあ加熱式から取ろう”という安易な政府案が浮かんできますね」(前出・記者)
過去最高税収なのに防衛費が出せない不思議
そんな降ってわいた加熱式たばこ増税案にネット上では、
《これ以上税金払うのバカバカしいから加熱タバコやめる 税金をたくさん払ってる人程恩恵のない税金払うより禁煙の辛さの方が100倍マシ》
《タバコ税って結局増税してもやめる人がいるから税収的には増えないんじゃないの》
《加熱式タバコの増税は防衛財源。 過去最高の税収なのに防衛費が出せない不思議。 万博の資金は簡単に出る不思議。》
禁煙宣言をするユーザーや、政府案や政策に疑問を呈する声が上がっている。さらにはーー、
《無駄な歳出を削減する事が最優先なのでは? そして、議員削減をすべきです! 真面目に国民のために議員になった国会議員だけで良いのでは?》
《文通費を満額もらいつつ、新幹線はグリーン車で乗り放題、政治資金パーティーと称してこっそり脱税、全部改めないけど増税します・・・とお願いされても、納得できるはずがありません》
《議員事務所税とか献金パーティー税とか選挙ポスター税とか私設秘書税とか作ればいいのに》
優遇されている国会議員の報酬や各手当の見直し、そして全く実現されない議員定数の削減。そして政治資金にも税金をかけるようにする「パーティー税」なる“国民案”も提案されている。