《結論が出たのなら連絡入れるのが普通ですが、現状は新聞屋さんが勝手に先走って結論が出たと言ってるだけなので、山川が西武に連絡を入れるのはもう少し先の話だろう》
あくまでも移籍報道はソフトバンク、山川サイドの公式発表からではなく、スポーツメディアによる情報でしかないとの冷静な意見も。
一報を打ったのは福岡の地元紙
球団やファンを一喜一憂させた『西スポWeb』だが、パ・リーグを取材するスポーツライターによると“地元紙”ならでは一報だったとも。
「番記者の間では山川のホークス移籍は“確定”事項で、後は球団からの“GOサイン”を待つばかりでした。そして深夜、1番にネットニュース記事を出したのが福岡に本社を置く西日本新聞。他紙もわずか数分差で続いていますが、この“差”こそがスポーツメディアにとって重要でホークスとの近い関係を示しているとも言えます。
現状は大筋の契約合意に至ったばかりで、公式発表は週明けを予定していたと聞きます。山川にしてみれば正式決定の時点でライオンズに断りの連絡を入れるはずだったが、移籍前に思わぬ地元紙の“洗礼”を受けたということでしょう(苦笑)」
すっかり袖にされた格好の西武だが、先の飯田球団本部長によると「現状、処分もそのまま。処分しているというところ」と、球団が科した“公式戦無期限出場停止処分は未解除のまま”と釘打たれた山川。
古くは南海ホークス、福岡を本拠地にしていた西鉄ライオンズ時代からしのぎを削ってきた両軍。2024年シーズンは新たな因縁が生まれそうだ。