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《私と芹香で自主稽古しまくって。その時にシャンシャン代わりにしている棒で机を叩いてカウントを取っていたら折れ曲がっちゃって。今度は反対側で叩いたらそれも折れて…(笑)》
稽古に熱が入ってしまい、机を叩いていたら折ってしまったと笑いながら話す女性。彼女こそ、宝塚歌劇団『宙組』の“いじめ体質”を作ったとされる、元トップスターの真風涼帆だ。
9月に宝塚歌劇団の宙組に所属していたAさんが亡くなった問題で、彼女が受けてきたとされるパワハラやいじめ、過重労働の問題について、これまで数多くの報道がなされてきた。
『週刊女性』でも、陰湿ないじめが蔓延した舞台裏について、度々取材を重ねてきた。その中で名前が挙がったのが、真風だった。
受け継がれた悪しき伝統
「彼女はいじめのターゲットに“みんな、貴方のことを悪く言ってるよ”とか“貴方のそういうところが嫌いなんだよ”と伝えるなどして泣かせていました。ただ、自分ではほとんど手を下さず、ほかの団員に指示を出していじめを実行させるのです。宙組では誰もが真風さんに怯えていました」(宝塚関係者、以下同)
Aさんをいじめていた“主犯格”とされた芹香斗亜や、アイロンでやけどを負わせたと『週刊文春』に報じられた天彩峰里も、真風の被害者だったという。
「真風さんのもとでは、芹香さんや天彩さんも“指導”を受けていました。もちろんAさんにしたとされる行為は許されないものですが、彼女たちも悪い“伝統”を受け継いでしまったのかもしれません」