《2023年12月31日をもちまして、2011年から12年間お世話になりました、株式会社ワタナベエンターテインメントとの専属契約を終了し、今後は志尊淳個人としてやっていくことになりました》
個人サイトを立ち上げた時から独立の噂が
ワタナベエンターテインメント(以下、ナベプロ)養成所出身の志尊は、2011年にミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』で俳優デビュー。2014年には戦隊シリーズ『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)に出演し、ブレイクする。
「その後も順調に映画やドラマに出演しています。2018年のNHK朝ドラ『半分、青い。』ではゲイの美少年役という難しい役どころを好演していました。2022年のNHK大河ドラマ『晴天を衝け』、2023年の朝ドラ『らんまん』にも出演していましたね。今や、若手俳優の中で人気と実力を兼ね備えた注目の1人です」(テレビ誌ライター)
そんな志尊だが、2023年10月に個人サイトを立ち上げて、有料のファンクラブ会員の募集を始めていた。
「このときから“実は独立しているのでは”といった噂話が業界で広まっていました。ただ、各マスコミがナベプロに問い合わせてみると“最近よく聞かれるのですが、ぜんぜん独立なんかありませんよ”と、否定していたのです」(ワイドショースタッフ)
2023年10月クールには主演する連ドラが始まり、12月にはNetflix『幽☆遊☆白書』の配信も始まって、独立話は、単なる噂なのかと思われていた矢先での発表だった。
ただ、ワタナベエンターテインメントの公式サイトで発表された《志尊淳に関するお知らせ》の一文には、こうも書かれている。
《本人の意向を尊重し、更なる活躍に期待するとともに、今後は個人会社に出資という形で志尊淳をサポートして参ることと致しました》
どういうことか。とある芸能プロ幹部が明かす。
「独立は独立ということですが、業務提携という形に落ち着いたようです。ナベプロとしては、せっかく育てた売れっ子を手放すのは惜しいのでしょうし、志尊さんは一度、生死をさまよう病気を患ったときに事務所が辛抱強く見守ってくれたという恩義があるのでしょう」
2024年の干支は辰。独立して、より高く昇っていけるか。