反対意見に「怒らないで」
《影響力があるからこそ、発言は慎重に》
《動物が苦手な客も乗るんですよ》
こういった声を受けて、石田は、
《どうかそんなに怒らないで。考えを書いているだけ》
と、コメント欄を閉じてしまった。このような“騒動”を航空会社はどう見ているのか? 今回、事故の当事者となった日本航空に聞いてみると……。
「ペットとご一緒に搭乗されたいというご要望があることは承知しておりますが、アレルギーをお持ちのお客さまなど、さまざまなお客さまがご搭乗になられます。そのためすべてのお客さまに機内で快適にお過ごしいただけるよう、現時点ではペットは貨物室にお預かりしています。
こういった取り扱いについての変更などは、現時点では検討しておりません」(日本航空広報)
やはり“人間ファースト”という立場なのだが、そもそも飛行機に乗せないことがいちばん、と石田はこうつぶやいている。
《むやみに動物を飛行機に乗せることはもちろん反対です…なぜならやはり動物たちにとってかなりのストレスだからです》
飛行時の気圧の変化、狭いキャリーケースに長時間閉じ込められるペットにとっても、確かに苦痛でしかないだろう。ペットが家族として扱われる昨今、ペットを含めた全員が納得できるルール作りは進むのだろうか──。