「まさかやー!」
かつて驚いた表情とともに、そう叫んでいたのは黒島結菜。まさか、私たちがその言葉を叫ぶことになるとは……。
「1月16日、黒島さんと宮沢氷魚さんが、ふたりの間に新たな命を授かったことを公表しました。しかし、婚姻届を提出する予定はなく、事実婚という状態を継続していくと報告しました」(スポーツ紙記者、以下同)
ふたりは2022年に放送されたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で、夫婦役で共演していた。これがきっかけとなり、現実でも交際をスタートさせた。
「『ちむどんどん』はツッコミどころ満載と話題になりました。沖縄復帰50年の記念ドラマと題していたのに、沖縄戦の話は3話だけ。遺骨収集をする老人の悲しいエピソードの直後、ヒロイン役の黒島さんに新聞記者役の宮沢さんが突然プロポーズするなど、視聴者からは“沖縄をバカにしているのか”との声もあがっていました」
当時のツイッター、Xでは放送後《#ちむどんどん反省会》というハッシュタグが連日トレンド入り。視聴者から酷評の嵐に。そんな状況に、ある舞台俳優はこう語る。
「氷魚くんは“このままでいいのかな……”と、かつて俳優として芽が出ないことに悩んでいました。周囲に気遣いができる人ですが、とっても繊細で。朝ドラが決まったときはすっごく喜んでいたのに、批判に晒されて、ふさぎ込んでいるんじゃないかと心配していました。その支えとなっていたのが、黒島さんの存在だったのかもしれません」
激しいバッシングの中、お互いに励まし合うことで、自然と愛が芽生えたのか。今回の発表では、2023年春ごろから同棲に至ったとしているが、同時期にふたりがある場所を訪れる姿が報じられている。
黒島と家族ぐるみの付き合いをする杏
「東出昌大さんの元妻である杏さんの自宅です。ふたりが恋仲になったことを、杏さんに報告しに訪れたのでは。黒島さんは、杏さんを“姉”のように慕っていて、たびたび杏さんの自宅を訪れていたようですから」(ワイドショースタッフ、以下同)
その関係性は、黒島が17歳のときから始まった。
「杏さんとは、映画での共演を機に仲よしに。家族ぐるみの付き合いで、二十歳になったときの黒島さんにお酒の飲み方を教えたのは東出さんだったとか。杏さんは、沖縄にいる黒島さんのご家族にもお会いしているそうです」
しかし、ふたりが事実婚という選択をしたのには、杏が深く関係していると話すのは、とある芸能プロ幹部だ。
「東出さんの不倫が影響しているはず。法律婚となると、親権争いや財産分与など離婚するまでにさまざまな話し合いが必要になる。東出さんも離婚を避けるため、最後まで交渉していたようですから。間近で苦しむ杏さんの姿を見ていた黒島さんとしては“私たちも、いつどうなるかわからない”という思いがあるのかもしれませんね」
結婚しないという苦渋の決断の背景には、夫婦という形に“まさか”の不安があるのかも……。