“皇族や華族の方かと”
さえ子さんは、役所の撮影中の様子や演技論について、
「役所さんはその瞬間に何か起こるものを大切にしたいと、ずっと若い時から思ってきた」「(撮影期間中は)家でよく働いてくれました。普段あまりしないことを一生懸命やってくれました(笑)」
などと、明かした。
役所とさえ子さんは、当時ふたりが所属していた『無名塾』で出会った。さえ子さんは4歳年上で、当時は「河津左衛子」の名で女優として活躍し、1982年に結婚。1985年には長男で俳優の橋本一郎が誕生している。
「役所さんが、大河ドラマへの抜擢で俳優としてステップアップしていく傍ら、さえ子さんは結婚を機に女優業からは遠のき、夫婦で設立した個人事務所の社長として、夫を支えてきました。
約40年間、一般人となったさえ子さんが表に出ることは滅多になく、このインタビュー映像はかなり貴重。さえ子さんにとっても、それだけ大事な映画だったんでしょうね。ネット上では、“気品があって美しい”“皇族や華族の方かと思った”という声が上がっています」(スポーツ紙記者)
役所はかつて自身のことを、“妻への感謝の気持ちを公の場で発言しない古いタイプ”としていた。さえ子さんの顔出しを機に、ゆくゆくは“夫婦共演”も実現するかも!?