「2月から3月にかけて公演が行われるスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』で主演を務める團子さんが、同作の主役を何度も演じたことのある猿之助さんから直々に指導を受けていることを明かしました」
團子に背負わせる“猿之助襲名”の荷
裏方とはいえ、猿之助が有罪判決から3か月たたずに歌舞伎界に復帰したことが明らかになったが、香川の発言には別の意味もあるようだ。
「名跡を継ぐためには、先代から脈々と伝わる芸を継承しなくてはいけません。今回の香川さんの発言は、“團子が猿之助を襲名する準備は進んでいる”と、周囲に向けたアピールでもあるんですよ」(松竹関係者、以下同)
これまで“猿翁の息子”ということで一目置かれていた香川は、新たな後ろ盾の確立に焦っているという。
「歌舞伎役者としての実力でいえば、香川さんは一門を代表する器ではありません。しかし團子さんが大名跡である猿之助を継承すれば、香川さんは“猿之助の父”として存在感を発揮できます」
1日でも早く“息子の七光り”にすがろうとしている香川のようだが、描いた“あらすじ”は思いどおりに進むのだろうか─。