高身長で運動神経も抜群。社会人まで野球していた父とバドミントンでインターハイや国体に出場した母を持つ大谷のように、“大谷2世”を楽しみにするファンも多い。
「結婚発表後の囲み取材では子どもについて“そうなればいいですけど。自分以外のことは、言うとかなわない気がするので、あんまり言いたくない”と話していましたが、花巻東高校時代に書いた“人生設計シート”には、26歳で結婚、28歳に長男誕生としています。その後、長女と次男誕生ともあるので、子どもはできるならほしいのでしょう」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
高校時代に決めていた“最終目標”
子どもが誕生した場合、自分の後を追ってほしい気持ちも少なからずあるだろう。
「37歳で《長男野球を始める》と人生設計シートに書いてあるので、子どもには野球を始めてほしいという思いも当然あるでしょう。野球が身近にあれば、自然と興味を持つかもしれませんが、大谷選手の父の徹さんがそうであったように、強制はせず、子どもがやりたいことをやらせてあげるはず。ノビノビと2世を育てていくでしょう」
2世の育成を目指す大谷には“最終目標”があるよう。
「彼の人生設計シートでは、59歳で岩手のリトルリーグのチームで監督を務めることになっています。大谷選手が小学生の時の『水沢リトル』、中学時代の『一関リトルシニア』では父の徹さんがコーチを務めていました。同じように、自分の子どもや地元の子どもたちを“未来の二刀流”として育てたいという思いがあるのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)
結婚から始まり、子どもの誕生と地元での2世育成。かつて思い描いた“30年計画”が動き出す。
志村朋哉 在米ジャーナリスト。現地の新聞社で記者をし、調査報道賞も受賞した
デーブ・スペクター コメンテーターやプロデューサーなどで活躍。アメリカ・シカゴ出身
梅田香子 スポーツライターとしてアメリカに在住し、大リーグを中心に取材活動を行う
デーブ・スペクター コメンテーターやプロデューサーなどで活躍。アメリカ・シカゴ出身
梅田香子 スポーツライターとしてアメリカに在住し、大リーグを中心に取材活動を行う