しかし、実現には至らず、
「浜田さんは、3番組での松本さんの代役オファーを固辞したそうです」(前出・テレビ局関係者)
窮地の相方に手を差し伸べないとは、コンビの関係は冷えきっているのだろうか。
「あの人の代わりはいない」
「いやいや、むしろ逆ですよ。浜田さんは松本さんを見捨てたのではなく、愛があるからこそ断ったのです」(放送作家、以下同)
いったい、どういうことか。
「浜田さんは今回の騒動後に、自身のラジオ番組で“あの人の代わりはいない”と口にしていました。まさにその言葉どおり、松本さんの笑いの才能を誰よりも尊敬しており、唯一無二の存在だと思っている。なので“松本人志という笑いのカリスマの代役は、自分には務まらない”と思ったのでしょう」
小学校で出会って以来、半世紀ほど共に過ごしてきたふたり。2022年にはコンビ結成40周年を迎えたが、浜田は松本へのリスペクトを貫いてきたのだろう。
では、誰なら松本の代役が務まると考えられるのか。メディア研究家の衣輪晋一さんに聞いた。
「基本的に“松本さんの代わり”という存在は、現日本において存在しないと思います。このことは、浜田さんがいちばんよくわかっているでしょう。その中で、視聴者として見たいという視点で考えると、“夢のタッグ”か“アンチがつきづらい安心感のある人”になるのではないかという気がします」