2月29日、飯島直子のライフスタイル本『飯島直子 今のための今まで』(世界文化社)が出版された。
「前半では、最近の飯島さんが行っているトレーニング法や美容法、ライフスタイルが紹介されており、スッピンも公開されています。更年期障害などの中年女性特有の悩みなどについても、飯島さんの実体験を交えて明かされていました」(ワイドショースタッフ、以下同)
本の後半では、デビューから今までの半生を綴っており、離婚についても言及している。
「1997年にロックバンド『TUBE』の前田亘輝さんと結婚。飯島さんは仕事をセーブして家庭中心の生活を送りますが、前田さんの夜遊びや女性問題が原因で2001年に離婚しました」
その後、2012年に実業家の一般男性と再婚したが……。
「男性の実家は老舗旅館で、飯島さんは掃除や配膳を手伝うなどの献身ぶりをみせました。しかし、2019年に夫が13歳年下の女性と“路チュー不倫”していたことが発覚し、翌年に離婚しました」
尽くしても尽くしても報われなかった結婚生活。
「飯島さんは、1996年に出版した本では“浮気はゼッタイ許さない!”と、力説していました。一方、今回の本では、元夫たちについて“多くの学びがあった”と、軽く振り返るだけ。随分と丸くなった印象です」
今回のエッセイ本には書かれていない男性の存在も。
離婚に死別、波乱万丈の人生
「前田さんと離婚後の2005年に、13歳年下のカリスマホストとの交際が報じられました。飯島さんはホストクラブでお金を使うだけでなく、同棲するためのタワーマンションを2億5000万円で購入。ホストを辞めさせるために専門学校に通わせるなどして尽くしたそうですが、彼は“ヒモ状態”に。最終的には、友人の説得によって別れたといわれています」(スポーツ紙記者、以下同)
離婚だけでなく、両親との死別にも苦しんだ。
「2013年に父親の胃がんが判明。仕事をセーブして闘病生活を支えましたが、2017年に他界。2021年には、くも膜下出血で母親が突然この世を去り、ふさぎ込む日々が続きました。飯島さんは、現在も自宅と実家を往復する生活を送っているそうです」
そんな思い出の実家から徒歩10分ほどのところには、飯島の母が営んでいた美容室がある。母の死後、その店はどうなっているのか。3月中旬、実際に訪れてみると、飯島の義兄が出てきて、
「義母の死後は、私が店を続けています。直子さんも最近は仕事が増えてきているみたいですね」
と、明かした。エッセイ本の最後には“失うものは何もない”と記した飯島。きっと、いつか報われる日が─。