毎週のようにマンガ誌や写真週刊誌などの表紙を飾っている、コスプレイヤーのえなこ(30)。彼女が表紙を飾るだけで、雑誌の売り上げも大きく変わるという。
「2021年、『文春オンライン』でプロゲーマーとの真剣交際がスッパ抜かれたにもかかわらず、その後も人気は衰え知らず。
その証拠にスクープ発覚直後に『えなこ夏の表紙ジャック』という、彼女が表紙を飾った15誌のマンガ誌や写真週刊誌についてくる応募券をすべて集めると、『えなこ夏の小冊子』がもらえるというキャンペーンが行われたのですが、これによって完売やいつもの倍の『実売部数』を記録した雑誌もあったそうです。
毎年、このキャンペーンは行われているため、『えなこは雑誌の救世主!』と褒め称える雑誌販売部員もいます」(雑誌編集者)
その結果、1年間の雑誌の表紙を飾った回数が多かった者に送られる「カバーガール大賞」で、'22年にはグランプリのほか、コミック雑誌部門・グラビア部門・20代部門を受賞して4冠を達成。さらに「えなこ夏の表紙ジャック」が行われた翌年の'23年もグランプリを受賞した。
そして、「トップカバーアワード」に改称された今年はコミック部門賞を受賞している。グラビアアイドルの「賞味期限」が取り沙汰されている中、彼女の勢いは止まらない。
事務所の看板タレントが東雲うみに!?
そんな、えなこはこれまで年齢非公開だったが、今年の1月22日に30歳の誕生日を迎えたことを報告。そして、人生の節目を迎えた彼女が「グラビアに飽きてきた」という噂も流れている。
「現状、彼女が所属する事務所のPPエンタープライズは、これまで懇意にしてきたマンガ誌とは今後も関係を持ち続けるようですが、新規媒体のオファーは断っているそうです。
むしろ、事務所としては昨年、他事務所から引き抜いた東雲うみ(しののめうみ)を看板タレントにしたいようですね。
実際、今年発売された『ヤングキング』(少年画報社)と『ヤングアニマル』(白泉社)など、PPエンタープライズの主要メンバーが集合した表紙には、えなこの姿は見当たらず、代わりにセンターの座を東雲うみに譲っています」(芸能事務所関係者)
たしかに、例年に比べるとえなこが雑誌の表紙を飾る頻度も減った。ただ、それはテレビ番組への出演など、活躍の場がこれまでのコミックマーケットやグラビアから変わってきたからだろう。
というのも、えなこは雑誌への出演は「プロモーション」と捉えているため、出版社からのギャランティは受け取っていないのだ。